【台湾】台南のおすすめホテル:おしゃれで居心地バツグン!U.I.J Hotel&Hostel
台湾の南部に位置する台南は、古都ならではのノスタルジックな街並みが人気の観光地。友愛街や台南美術館2館、林百貨などの観光スポットを訪れるなら、市の中心部にあるホテルに宿泊するとアクセスが便利ですよ。今回は、筆者が1泊2日の台南旅行で泊まったU.I.J Hotel&Hostelをご紹介。
細部にまでこだわったお洒落なインテリアや、ゆったりとくつろげる共用スペースなど、宿泊をもっとワクワクなものにしてくれる素敵なホテル。ぜひ今度の台南旅行にご参考ください。
U.I.J Hotel&Hostel(U.I.J.ホテル&ホステル)
台南の人気観光スポット・友愛街のすぐそばに位置するU.I.J Hotel&Hostel(U.I.Jホテル&ホステル / 以下U.I.J)。ホテルとホステルが合体した珍しいタイプの宿泊施設はオープン当初から話題を呼び、ハイセンスなインテリアや質の高いサービスでファンを増やし続けています。
建物のところどころには、台湾の伝統家屋「三合院」を彷彿する赤レンガが使われています。インダストリアルスタイルのインテリアとの相性もバッチリ。モダンなのにどこか懐かしいU.I.Jは、一度は泊まってみたい居心地の良いホテルです。
U.I.Jのおすすめポイント
では、具体的にU.I.Jのどのような部分がおすすめなのか見ていきましょう。
■個室かドミトリーか選べる
U.I.Jでは個室とドミトリー(相部屋)の両方が用意されています。ひとり旅や友達・家族との旅行など、旅行のスタイルに合わせてお部屋タイプを選ぶことができます。
■アクセス抜群
U.I.Jは台南市の中心・中西区に位置しており、市内の各観光スポットへのアクセスも抜群。ホテルから徒歩圏内には国華友愛街商圈、林百貨、台南美術館などがあり、またホテル付近から出ている市バスや観光バスに乗って神農街や赤崁楼などの観光スポットへ行くこともできます。
■素敵な一冊と出会える宿
「旅の途中で素敵な本と出会ってほしい」と考えるU.I.Jでは、チェックイン時に本を1冊借し出しています。各フロアの共有スペースにも様々な本を設置しており、宿泊客はそこでゆったりとくつろぎながら読書を楽しむことができます。
▲部屋番号は、それぞれ本の頁(ページ)を意味する「P.」から始まります。ホテルを一冊の本に例え、宿泊客も物語の一部と捉えるU.I.Jの発想が素敵。
U.I.J Hotel&Hostel 友愛街旅館 ▶︎チェックイン:15:00後/チェックアウト:11:00前 ▶︎住所:台南市中西區友愛街115巷5號(map) ▶︎行き方: ①高鉄台南駅から:高鉄シャトルバスH31でバス停「小西門(大億麗緻)」で下車後、徒歩で約5〜7分に着く。 ②台鉄台南駅から:1・2・5・10・11・18・19番バスに乗車し、バス停「西門友愛街口」下車後、徒歩で約5分に着く。 ▶︎電話番号:+886-6-2218-188 ▶︎公式HP:U.I.J Hotel & Hostel 友愛街旅館 |
U.I.J Hotel&Hostel内の共用施設
・粅粅書BBBooks
U.I.Jの1階ロビーには、24時間営業の本屋「粅粅書BBBooks」が設置されています。開放感のある高い天井や、落ち着いた色調のインテリアが居心地の良さを物語っています。
粅粅書BBBookには、台南の観光に役立つグルメや歴史・文化、そして旅行関連など豊富な種類の本が揃っています。陳列された本を眺めていると、地元のことをもっと知ってもらいたいと願う店員さんの気持ちが伝わってくるような気がしました。
こちらの粅粅書BBBooksは、宿泊者だけでなく地元民や観光客も自由に入ることができます。24時間営業なので、いつでも本を読めるのが嬉しいポイント!チェックイン時間までの暇つぶしにもおすすめですよ!
▲ホテル1階にはコーヒースタンド「鷲田咖啡店」が併設されています。面白い本に美味しいコーヒーという最高の組み合わせに、部屋に戻るのが惜しくなってしまいます。
・Hello Salon(サロン ニイハオ)
旅行の醍醐味と言えば、旅先での素敵な出会い。U.I.Jには、世界中から集まった旅人たちと交流ができるコミュニティースペース「Hello Salon」があります。異なるバックグランドをもつ旅人たちに、たっぷりと刺激をもらっちゃいましょう。
ホテル・ホステルいずれの宿泊客も利用することができるので、ぜひ3階の「Hello Salon」へ足を運んでみてください。
Hello Salonでは、不定期に展覧会やイベントが開催されます。U.I.Jに宿泊する予定の方は、事前にU.I.Jの公式ホームページでイベント情報をチェックしましょう!
・Open Kitchen
台湾の台所とも呼ばれる台南。街を歩けば簡単に絶品グルメにありつけるのがこの街の魅力の一つでもありますが、旅先でふと日本の家庭料理が恋しくなることってありますよね。そんな時は、Hello Salonの奥に設置されたオープンキッチンを利用しましょう。
食器や鍋、オーブン、レンジ、冷蔵庫など、材料があればすぐに料理を始められる環境が整っています。
キッチンでは、旅人たちが自国の料理を振舞うこともあるそう。普通のホテルでは体験できない異文化交流も、U.I.Jではできてしまうんです!
▲オープンキッチンに置いてあるコーヒーは無料で飲むことができます。一般的なホテルとは異なり、U.I.Jが提供するのはインスタントコーヒーではなく豆!備え付けのミルで挽いたら、ドリップして淹れたてを楽しめます。
・FREE TERRACE
U.I.Jには、屋外にも共有スペースがあります。それがこちらの緑豊かなFREE TERRACE。居心地のいい空間に、座ったり寝転んだりできる椅子が多数設置されています。日光浴をしたり、仲間たちと語り合ったりするのにぴったりの場所ですよ!
U.I.J Hotel&Hostelの部屋タイプ
ホテルとホステルの両方を運営するU.I.Jでは、2〜4人の個室とドミトリー(相部屋)タイプの部屋を用意しています。ここでは、U.I.Jの部屋タイプについて簡単にご紹介します。
・友樂ルーム
ダブルルームの友樂ルームには、ベッドや浴槽付きバスルームの他、なんとレコードプレーヤーが備え付けられています!ちょっと贅沢な台南観光を楽しむなら、こちらの友樂ルームがおすすめです。
▲備え付けのレコードも聴けますが、フロントで好きなレコードを借りて聴くこともできますよ!
・友緻ルーム(ツインルーム)
筆者が実際に泊まったのはこちらの友緻ルーム。こちらのお部屋はダブルベッドまたはツインベッドから選べます。シャワールームに浴槽はなく、また室内にはレコードプレーヤーは置いてありませんが、基本設備は友樂ルームとほぼ同じ。より経済的に宿泊したいのであれば、こちらを選ぶのが良いでしょうい。
・友容ルーム
お友達同士やご家族連れなら、最大4人まで宿泊できる友容ルームがオススメ。部屋にはダブルベッド2台が備え付けられており、ゆったりとした空間で思う存分くつろぐことができます。
*浴室はシャワーのみ。
・ドミトリー(相部屋)
ひとり旅やバックパッカーのみなさんにおすすめなのが、U.I.Jのドミトリー。相部屋と聞くと狭くてストレスがたまりそう、そんなイメージがあるかもしれませんが、U.I.Jは一般的なホステルと比べてかなり広々としています。
▲筆者が注目したのはこの二段ベット。1段目と2段目の出入り口が異なる面にあり、プライバシーに配慮したデザインが嬉しい!
部屋内の様子大公開!U.I.J宿泊体験
今回筆者が利用したのは、朝食付きの宿泊プラン。泊まったのはツインルームの「友緻ルーム」です。さっそく、チェックインの方法や部屋の設備やアメニティ、朝食などをご紹介します!
・チェックイン手続き
まずはホテルに入って右手にあるフロントでチェックインを行います。チェックインの手続きは毎日15:00以降から可能とのことなので、早めに到着してしまった場合は先に荷物を預けて周辺を散策するか、同フロアにある本屋で時間を潰すと良いでしょう。
チェックイン後、フロントスタッフから部屋の鍵と本を受け取ります。本は台南のグルメや歴史、観光など、台南旅行に役立つ情報が満載なので、ぜひお部屋や共有スペースで読んでみましょう。
*本はチェックアウト時に部屋の鍵と一緒に返却する必要があります。
・部屋内の設備
▲部屋はすりガラスのパーテーションで寝室と洗面所に分かれています。台湾レトロな赤レンガが、落ち着いた雰囲気を演出しています。
インテリアだけではなく、備え付けの小物やアメニティもとにかくおしゃれ!
室内用のスリッパはよくある不織布のものではなく、台湾で有名なハンドメイドシューズブランド「林果良品」とコラボした革製のもの。飲料水の入ったガラス瓶のほか、冷蔵庫の中にはスパークリングウォーターもありますよ(飲み終わったらスタッフに声をかけると新しいものを用意してくれます)。
浴室はバス・トイレ別。シャワールーム内に設置されたシャンプーとコンディショナー、ボディソープは全てアメリカの化粧品ブランド『MALIN+GOETZ』のもので、まるで森林浴をしているかのような心地よいバスタイムを楽しめます。
*部屋に備え付けられているシャンプー、スリッパ、ガラス瓶、ルームキー入れなどは、ホテルのフロントで購入することができます。気に入ったものがあれば、ぜひホテルスタッフに聞いてみましょう。
▲筆者のお気に入りは、U.I.Jのロゴが入ったこちらのポーチ!歯磨きセットやシャワーキャップ、綿棒、糸ようじ、カミソリ、ヘアブラシが入っています。嬉しいことにポーチは持ち帰りOK!次の旅行の際にも大活躍してくれること間違いなし。
・ホテルの朝食
ホテル1階にあるレストラン「doR留」。普段はイタリア料理のレストランですが、朝のみホテル宿泊客に朝食を提供しています。レストランはエレベーターを出て左側にあります。
朝食は台湾風、和風、洋風などいくつかのメニューから選ぶことができます。せっかく台南にきたということで、筆者はサバヒー(白身魚)粥のセット「南人暖胃飯湯」を、同行した友人はおにぎりの和風セット「日和鮭魚飯糰」(写真2枚目)をオーダー。
筆者が頼んだメニュー「南人暖胃飯湯」は、サバヒー粥、卵焼き、野菜炒め、ピーナッツ炒めのセット。友人の「日和鮭魚飯糰」はおにぎり、サラダ、温泉卵、お味噌汁のセットでした。
見た目もボリュームも味も、全て言うことなし!美味しいご飯と共に素敵な1日のスタートを切ることができ、大満足の筆者でした。
▲ドリンクバーもあります。
今回の紹介はここまで。台南の素敵なホテルを探しているなら、ぜひU.I.Jをご検討下さい!
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