台湾では至る所に「寺廟(sì miào スミャオ / お寺)」があり、日常的に「拝拝(bài bài バイバイ / 参拝)」に訪れる人も多く、宗教を大切にしています。今回は観光客もよく訪れる台北のパワースポット『龍山寺』の参拝方法とおみくじの引き方を紹介します。日本と違う参拝方法やルール等、訪れる前に基礎的な知識を知っておきましょう!

目次

 

龍山寺について

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台北の人気パワースポット・龍山寺(lóng shān sì ロンシャンスー)は、1738年の創建から200年以上の歴史があり、台湾の重要文化財として保護されています。龍山寺はアクセスも便利で、健康や縁結びなどの願い事にご利益があると言う口コミが広まったため、常に観光客や地元民で賑わっています。

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台湾のお寺は一ヶ所に道教・仏教など様々な神様が祀られていることが特徴です。龍山寺では、主祭神の「聖観世音菩薩(観音さま)」の他に、学問の神様「文昌帝君」や三国志で有名な武将で悪霊退散・勝負必勝・商人の神様「関聖帝君」、縁結びの神様「月下老人」等の神様が祀られています。

台北龍山寺
▶︎開放時間:06:00~22:00
▶︎住所:No. 211, Guangzhou Street, Wanhua District, Taipei City, 10853(map
▶︎アクセス:MRT龍山寺駅1番出口から公園に沿って徒歩約3分。

KKday特派員が実際に龍山寺へお参りに行ってきました!今回は参拝の仕方を写真付きでご案内します。

参拝の仕方

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一番手前の門をくぐると広いスペースになっており、右手には滝や池があります。お寺右側の建築には流し台が設置されているので、まず手を洗ってから入りましょう。

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入る際には「入口」が書いてある右側の門から入り、出る際には左側の門から出ます。さらに注意してほしいのが、敷居は踏まずに左足から入ることです。

売店で線香をもらおう

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門をくぐってすぐ右手には売店があり、そこでお線香をもらうことができます。スナックやお菓子なども販売されているのでお供物もお求めいただけます。お供物を用意しなくても、神様への敬意を持って「香油箱」か「功德箱」と書いてある賽銭箱に浄財を入れることも◎。

以前は各神様にお参りをし、それぞれの香炉に線香を1本お供えするという参拝方法だったのですが、現在は香炉が1つしかなくなってしまったので、火のついた線香を持って境内を巡り最後に香炉に入れるのがベストだと思います。

📄豆知識:
元々7つの香炉(線香立て)があったのですが、煙の量を考慮し環境保護のため3つに減り、2017年6月には遂に残り1つにまで減ってしまいました。さらにパリ・ノートルダム大聖堂が火災事故に遭ったことにより、龍山寺は2019年5月からロウソクの使用を禁止することになりました。(2019年5月時点)
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本殿の正面にはお供物のフルーツ等を置く机があります。

線香に火をつけて順番に参拝

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売店からすぐのところに「点香区」という線香に火をつける場所があります。

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参拝の順番は、本殿の御本尊・聖観世音菩薩(境内真ん中)、そして後殿を右から順に反時計回りに参拝していきます。

本殿前の天公炉(天空の神)→観音炉(観音菩薩)→後殿に周り向かって右から文昌炉(学問、受験の神)→水仙炉(水を治める神)→媽祖炉(航海の守護神)→註生炉(子宝の神)→關帝炉(商業、お金の神)の順に回ります。
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お参りの仕方は線香を頭上に掲げて3回礼をし、心の中で神様に自分の名前・年齢・職業・住所・願い事を伝えます。

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最後は本殿に戻り、香炉に線香を差しておしまいです。

 

台湾式おみくじの引き方

台湾占いの主流は、神様の前で願い事を祈願し、そして「擲筊(ポアポエ / ポエ占い)」して「籤(qiān チエン / おみくじ)」を引くというやり方誰でも無料でおみくじをひくことができますが、日本のように簡単にはひかせてもらえません。

次に擲筊とおみくじの引き方をご紹介します。

擲筊(ポアポエ/ポエ占い)について

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擲筊は願い事を神様に問う際に、赤い三日月型をした「筊杯(jiǎo bēi ジャオベイ)」の木片二つを投げると、神様がその願望に対して以下の形で返事をしてくれます。

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筊杯を二つ同時に投げると、結果は3つの組み合せがあります。
・聖杯(shèng bēi シンベイ):2つの筊杯がで表が一つ・裏が一つ。
・笑杯(xiào bēi シャオベイ):2つの筊杯が両方とも平らな面。
・陰杯(yīn bēi インベイ):2つの筊杯が両方ともふくらんだ面。

裏と表が出ればOK。どちらも表、又は、どちらも裏であればNO。という意味になります。

おみくじの引き方

参拝と同じように、神様に名前・住所・年齢を告げてから、聞きたいことや悩み事について言い、筊杯を投げます。裏表の聖杯が出れば②へ

どちらも表又はどちらも裏であれば、この質問はダメという事なので、質問の仕方を変えたり他の質問をしたりして、再度筊杯を投げましょう。(本来であれば、1つの質問に対し3回連続で裏表が出たら次の質問に移れますが、ツアー等で時間が限られてる方もいるので1回でもOK。)

筊杯の隣に数字が書かれた細長いくじが置いてあるので、1つ引きます。引き当てた番号でいいのか神様に聞くため、筊を投げます。裏表が出れば筊杯を戻してから③へ。出なければくじを引き直し、再度筊杯を投げましょう。

近くに籤が入った引き出しがあるので、先ほど引き当てた番号と同じ籤を探し、一枚もらいましょう。

📄籤の左上に書かれている「上上、上下、中中、中下、下下」は左から順に大吉→凶を表しています。

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境内の「解籤処」と書かれた所で引いた籤を中国語で解説してもらえます。

 

良縁が寄ってくる!縁結びの神様「月下老人」に祈りましょう

龍山寺は台北有数の恋愛成就にご利益があるパワースポット。ここで縁結びの神様「月下老人」への祈り方についてご案内します。

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①まずは全ての神様に挨拶してから月下老人に祈願するのが基本です。

②月下老人前のテーブル上にお供物を置きましょう。おみくじの引き方と同様に2つ筊杯を取り、神様に名前・住所・年齢を告げ、憧れの恋人の条件を細かく告げてから筊杯を投げます。

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③3回連続で聖杯が出たら、テーブル近くの箱から赤い糸を一つもらうことができます。

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④本殿に戻り、香炉の上で赤い糸を時計回りに3回でぐるっと回しましょう。

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注意すべきこと
月下老人へのお供物は甘いものやチョコレート入りのお菓子が定番。供物の数は必ず2.4.6…の偶数用意しましょう。
*もらった赤い糸は毎日身につけて、他人に触れられないようにご注意ください。

 

拝拝(bài bài バイバイ)の豆知識

  • 台湾ではフルーツやお菓子を神様に供えるのが一般的ですが、数は必ず1、3、5…などの奇数で用意します。ですが縁結びの「月下老人」へのみ、お供物は偶数で祀ります。中国語で偶数は『双数』と言いますが、「双」には2人という意味が含まれるからと言われています。
  • おみくじの引き方は台湾全土でほとんど同じですが、地域やお寺によって方法が少し違う場合もあります。
  • 地元民が賽銭箱に入れる浄財は100元札からがほとんどですが、手持ちの所持金によっては少な目でも多目でも、神様はきっと感謝の気持ちを感じとってくれるはず!
  • 台湾のお寺は1つの香炉に3本の線香を差すのが一般的です。近年台湾ではエコ意識が上昇しているため、台北の龍山寺や行天宮などの有名な寺廟は線香と紙銭(冥銭)の使用を控えています。

 


台湾では神様はすごく身近で大切な存在なので、新年旧正月だけでなく毎日のように沢山の人たちが参拝に訪れます。台湾へ旅行する際にはぜひ今回紹介したやり方で台湾人と一緒に参拝したり、日本にはないおみくじの引き方を体験してみたり、色彩豊富な歴史的建物をじっくり観察してみてくださいね!

 

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