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【北欧オーロラの旅・前編】オーロラ鑑賞後の小旅行❄️北欧+デンマークのおすすめスポット!デンマーク&スウェーデン編

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北欧へオーロラ鑑賞に行くなら、まずはどの国へ行くのがいい?オーロラを見たついでにちょっと観光するならどこがおすすめ?せっかく遠い北欧まで行くのなら、いろんな都市を回りたくありませんか?今回はノルウェー、スウェーデン、フィンランドの北欧3カ国+デンマークの絶対行きたいスポットをご紹介します。今回は前編としてデンマークとスウェーデンの観光スポットをご紹介します!

1.  デンマーク | コペンハーゲン Copenhagen

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Source: Shutterstock

日本からデンマークのコペンハーゲンへは、成田空港からスカンジナビア(SAS)航空の直行便がある以外は経由便となります。

北欧へオーロラ鑑賞へ行くなら、日本からのアクセスが比較的便利なデンマークの首都・コペンハーゲンへ入り、オーロラの出現情報を確認しつつ何日か待って鉄道で他の北欧諸国へ行くことも可能です。

コペンハーゲンは交通網が発達しているだけでなく、自転車で回れるスポットも多いので、観光客にとってはお金の節約もできるフレンドリーな都市。

今回はオーロラ鑑賞のついでに寄って楽しめる、コペンハーゲン周辺の観光スポットをご紹介します!

コペンハーゲンで自転車をレンタルする方法

  1. まずは『City Bike』のサイト(デンマーク語・英語)でアカウントを作ります。名前、メールアドレス、電話番号、クレジットカード番号があれば登録できます。
  2. 短期レンタル『Pay as you go』を選択します。
  3. 1時間30デンマーク・クローネ(約520円)で利用できます。

(1) クリスチャンスボー城 Christiansborg Slot

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Source: Shutterstock

クリスチャンスボー城はかつてデンマークの王宮だった建物で、火事によって損傷してしまったものの、修復を経てバロック様式の建築に生まれ変わりました。現在ではデンマーク市議会および博物館として一般にも開放されています。

クリスチャンスボー城の中心にはそびえる塔は、デンマークでもっとも高い建築物です。ピンクがかった色彩はまるでおとぎ話に出てきそうな雰囲気です!塔の参観は無料。ここへきたらぜひ登ってみてください。

クリスチャンスボー城 Christiansborg Slot
▶︎住所:Prins Jørgens Gård 1, 1218 København (map)
▶︎アクセス:①バス:1A, 2A, 26, 40, 66, 350S「Christiansborg」下車 / ②地下鉄Kongens Nytorv駅もしくはNørreport駅
▶︎開放時間:5~9月 9:00~17:00(毎日) / 10~4月 10:00~17:00(月曜定休)
▶︎入場料:大人150デンマーク・クローネ(約2600円)
▶︎ウェブサイト(デンマーク語・英語)

(2) 旧証券取引所・ボーセン Børsen

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Source: Shutterstock

遠くからでも目立つ一角のツノのような塔が目印の旧証券取引所・ボーセン。300年前に建てられたこの建物では、現在でもずっと株式の取引所として運営されています。

長い歴史を持つオランダのルネサンス様式のこの建物は、青銅のような屋根瓦と赤いレンガが印象的です。

4匹の龍が天を目指すように螺旋状に伸びる塔は、この建築を守っていると考えられており、戦時中もこの建物は破壊されることなく今でも美しい姿を残しています。

内部の参観はできないので、外から美しい建築の外観を楽しみましょう。

旧証券取引所・ボーセン Børsen
▶︎住所:1217 København K (map)
▶︎アクセス:①バス:66番でBørsen (Slotsholmsgade)下車、もしくは2A、9A、37番でBørsen (Børsgade)下車。②コペンハーゲン中央駅から徒歩17分

(3) ニューハウン Nyhavn

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Source: Shutterstock

17世紀、デンマークは海洋貿易で繁栄しました。その際に造られた新しい港がここニューハウン(Nyhavn)です。この港に運び込まれた交易品を市内まで運ぶため、街は非常に栄えていました。

色とりどりの木造家屋が川ぞいに立ち並ぶ光景はまるでアンデルセン童話の世界そのもの!実はアンデルセン自身もこの18号の家屋に住んでいたこともあるんだそう。小さい頃にアンデルセン童話が大好きだった方はぜひ訪れてほしいスポットです。

また、ここには数多くのバーが立ち並んでいるので、町歩きに疲れたらローカルな雰囲気を感じながら一休みするのもおすすめです!

ニューハウン Nyhavn
▶︎住所:Nyhavn 26, 1051 København K (map)
▶︎アクセス:バス66番でNyhavnsbroen (Holbergsgade)へ

(4) デンマーク・オペラハウス  Operaen

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Source: Shutterstock

コペンハーゲンといえば交通が発達している旅行者にとって便利な街ですが、建築を愛する人にとっても絶対に訪れたい街のひとつ。

コペンハーゲンはミニマリストやモダンなど、特色豊かな建築が林立しながら、街としての個性を失わない特異な都市で、建築家やデザイナーにとっては無限にインスピレーションが湧いてくることでしょう。このオペラハウスや水族館、図書館にいたるまでどれも一流の建築で、これらの建築を見て回るのもコペンハーゲンの楽しみのひとつです。

オペラハウス Operaen
▶︎住所:Ekvipagemestervej 1, 1438 København K (map)
▶︎アクセス:ニューハウンから徒歩で行くことができます
▶︎ウェブサイト(デンマーク語・英語)

2. スウェーデン | アビスコ Abisko

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Source: Shutterstock

アビスコ(Abisko)はスウェーデン北部にある小さな村で、ノルウェー国境に近いので、両国を一緒に観光する旅行者も多いです。

アビスコは光害が少なく天気も良いので、北極圏外にあるにも関わらず、オーロラが見える確率(KP指数)が3に近くなるとオーロラを見られるチャンスは高くなります。そのためこのエリアへ遊びに来たら、オーロラ鑑賞にチャレンジしてみるのもおすすめです!

オーロラが見られる時期:
8月末〜4月上旬は可能性は高いです。特に10〜12月はピークになります。

(1) アビスコ国立公園 Abisko National Park

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Source: Shutterstock

オーロラ鑑賞以外にアビスコで楽しめるスポットといえば、アビスコ国立公園(Abisko National Park)です。豊かな生態系が保存されているアビスコ国立公園は、世界でも早い時期に制定された国立公園で、先駆者としてヨーロッパの多くの国立公園に影響を与えました。

アビスコ国立公園内は豊かな自然と地形条件により、雪ゾリ体験にぴったりのスポットです。ソリに乗って純白の森林や雪原を疾走しましょう!運が良ければここからもオーロラが見られるかもしれませんよ!

アビスコ国立公園 Abisko National Park
▶︎住所:Kiruna, Sweden (map)
▶︎アクセス:鉄道でAbisko Ostra駅へ行き、国立公園へ

▶︎【スウェーデン】アビスコで犬ぞり体験

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(2) オーロラ・スカイ・ステーション Aurora Sky Station

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Source: Shutterstock

視界いっぱいに広がるオーロラを感じたいなら、リフトに乗ってオーロラ・スカイ・ステーションへ(Aurora Sky Station)!空に一番近いアビスコから、一切の障害物もなく頭上に輝くオーロラを眺めましょう。この感動はきっと忘れられない体験になるはずです!

オーロラ・スカイ・ステーションは交通が少し不便なところにあり、ピーク時にはリフトも満席になることがあるので、事前予約をしておくのが無難です。民宿のパックツアーに参加するのがおすすめです。

3. アビスコでのオーロラ鑑賞の拠点になるのはどの都市?

スウェーデンでオーロラ鑑賞といえば、いきなりアビスコを目指すのではなく、近隣のストックホルムやキルナなどの都市を拠点とするルートが一般的です。

(1) ストックホルム Stockholm

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Source: Shutterstock

ストックホルムはスウェーデンの首都で、最大の都市です。街は14の島と半島に広がり、それぞれが橋で結ばれています。街中に水と橋が見られるので、「北欧のヴェニス」の別名もあるほどなんですよ。

ストックホルムという地名はスウェーデン語の”木=stock”と”小さな島=holm”を組み合わせで、この小さな島が現在のストックホルム中心のオールドタウンを形成しています。

街の光景は中世からルネサンス期に至るまで様々な様式、色とりどりの建築が立ち並び、天気のいい日は非常に美しい姿を見せてくれます。どこを切り取っても絵になる街です!

ストックホルムを訪れる際に気になるのが、航空券の料金だと思いますが、購入する時期によってはみなさんの予想よりも安く入手できることもあります。日本からストックホルムへは直行便はないので、必ず経由便になります。

ストックホルムからアビスコへは夜行列車があります。この鉄道も面白い旅の体験のひとつになること間違いなしです!夜行列車の切符はスウェーデン国鉄のサイトから予約できます。ストックホルム中央駅からアビスコ(Abisko Östra)までは18時間の列車旅。コンパートメントは6人、3人、1人タイプがあり、それぞれ価格が異なります(価格帯はざっくりと800スウェーデン・クローナ=約10,000円程度です)。スウェーデンの鉄道切符は予約する時期によって価格が異なります。3ヶ月前から販売が開始され、出発日が近づくにつれ価格が上昇するので、行くなら早めの予約がおすすめ。

(2) キルナ Kiruna

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Source: Shutterstock

キルナはアビスコに近い街で、オーロラ目当ての観光客の中継地点です。ここで数日間休憩や雪ゾリなどのアクティビティーを楽しんでからアビスコへ向かいましょう。

もし時間があればキルナ出発のツアーでアイスホテルを見に行く観光客も多いんですよ。もしくは市庁舎(Stadshuset)向かいからバスに乗って自分たちで行くこともできます。アイスホテルはその名の通り氷でできた建物で、アイスバーやアイストイレなど、全てが氷でできているユニークなホテルです。

キルナ空港からアビスコへ向かうなら、空港送迎を予約して直接アビスコのオーロラ鑑賞スポットへ行くこともできます。費用はひとり400クローナ(約5,000円)前後です。ただ夜間は特別料金となり、とても高くなるので要注意です!そのためフライトの時間選びは慎重に行なってくださいね。

4. アビスコからノルウェーのナルヴィックへは車で2時間!

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Source: Shutterstock

アビスコでのオーロラ鑑賞を楽しんだ後、まだ物足りない!というのなら、そこからさらに足を伸ばしてノルウェーのナルヴィック(Narvik)へ行くのも捨てがたいルートです。車で行くならアビスコ〜ナルヴィックはわずか2時間の距離。もちろん鉄道でもアクセスできます。キルナからナルヴィックまでは運賃も日本円で2,000円程度なので、一度で2カ国を回れてお得感もありますよ!

次回は北欧オーロラの旅・後編!ノルウェーとフィンランドのおすすめスポットをご紹介します。どうぞお楽しみに!

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