オーストラリアの東海岸の南部に位置するシドニーは、オーストラリアでも人口の多い街です。一年を通して過ごしやすい気候と活気にあふれるシドニーは、多くの観光客を惹きつけています。

シドニーのオペラハウスやハーバーブリッジなどの絶対外せないスポットだけでなく、旅行の前に知っておくべきビザや通貨レート、天気にイベント、注意事項などの必要な情報を、KKdayがまとめておきました。旅行の前にご一読ください!

1. シドニーがおすすめな理由

シドニーはオーストラリアで最もにぎやかな都市のひとつ。都会的な楽しみ方はもちろん、少し郊外へ足を伸ばせば雄大な自然に触れられるのが魅力です。

オーストラリアと言えばまず思いつくコアラに会える動物園や、歴史ある建築、港町ならではのグルメなど観光客に嬉しいアクティビティーが豊富です。

世界的にも有名な年越しのイベントや、スポーツやアートの祭典も開催されており、世界中から多くの観光客が訪れます。

2. 時差

Source: Shutterstock

日本とオーストラリアの時差は1時間で、オーストラリアの方が進んでいます。日本が朝の10時のとき、オーストラリアは午前11時です。

オーストラリアはサマータイムを導入しており、サマータイム実施中の時差は2時間になります。

3. 言語

オーストラリアの公用語は英語です。

4. 気候と服装

オーストラリアは南半球に位置しているので、季節は日本と反対になります。3月〜10月が秋〜冬にあたり、10月〜3月までの半年は春〜夏のような気候です。この期間にはサマータイムが実施され、時計を1時間すすめます。

気候は一年を通して晴れの日が多い地中海性気候です。旅行に適しているのは10月〜4月です。6月は降雨量が増えるので、雨具を持って行くと安心です。

シドニーの夏に訪れる場合には、基本的には日本の夏の服装で大丈夫です。夜には気温が下がるので、羽織れるものを持って行くのがベター。また、日差しが強いので日焼け止めは欠かせません。1月と2月は平均気温が最も高く、19度〜26度になります。

冬は日本ほど寒くはなりませんが、やはり日本と同じような服装であれば問題ないでしょう。7月が最も寒く、平均気温は8度〜17度です。

5. ビザ

オーストラリア観光にはETAという渡航許可を申請する必要があります。日本のパスポート所持者はインターネットで申請ができます。

ETAは発行日から12ヶ月有効で、一回の渡航につき最長3ヶ月の滞在ができます。

申請にはパスポート、クレジットカード、メールアドレスが必要です。一回の申請につき、20オーストラリア・ドルのシステム使用料がかかります。支払いはVISA、MasterCard、AmericanExpress、DinersClub、JCBが利用可能です。

詳しくはこちらのサイトをご覧ください。

6. お金について

Source: Shutterstock

(1)通貨

オーストラリアで使われている通貨はオーストラリア・ドル(AUD=以下ドル表記)です。紙幣は5ドル、10ドル、20ドル、50ドル、100ドルの5種類、コインは5セント、10セント、20セント、50セントと、1ドル、2ドルの6種類あります。1ドルは100セントです。

2018年10月現在、1ドルは約78円です。

(2)両替

オーストラリアへ旅行に行く場合、オーストラリア現地で両替をした方がレートがいいです。日本の空港でも両替できますが、手数料がかかるので、最小限の両替にとどめておきましょう。

(3)チップ

シドニーの高級レストランやホテル、タクシーの利用時にはチップを渡しましょう。高級レストランを利用した場合、チップの相場は5~10%程度です。現金を用意しておくか、クレジットカードの場合はチップ込みの金額を支払います。ホテルやタクシーで荷物を運んでもらった際には2ドル程度が目安です。

7. シドニーへのフライト

Source: pixabay

シドニーへは東京と大阪から直行便があります。東京からシドニーへの直行便を利用する場合、フライト時間は約9時間半です。

  • 成田空港:日本航空(JAL)  
  • 羽田空港:全日空(ANA) 、カンタス航空
  • 大阪・関西国際空港:カンタス航空(毎週火曜、木曜、土曜)

8. 空港から市内への交通

シドニー国際空港から市内にあるセントラル・ステーションまではわずか8kmと近く、タクシーやチャーター車で移動する人も多いです。空港の国際線エリアにあるWH Smith書店で交通系ICカードのオパール・カードを買っておくと便利です。

(1) エアポート・リンク

市内へ最も早く行くことができるのがエアポート・リンク(Airport Link)です。T8(エアポートライン)は、空港からセントラル・ステーションまで直通の電車です。

空港で「Train」の表示をたどって行くとエアポートライン乗り場へ行くことができます。

T8 エアポートリンク
▶︎運賃:18.7豪ドル(約1500円) 児童/学生/シニアは15豪ドル(約1200円)
▶︎乗車時間:13分
▶︎運行時間:5:00~0:50 ピーク時間帯は6分間隔、それ以外は15分間隔で運行
▶︎時刻表 / Sydney Train路線図
▶︎ウェブサイト(英語)

(2) エアポート・バス

エアポート・バスの400番で市内のMascot stationへ行き、そこからT8線に乗り換えてセントラル・ステーションへ行くことができます。

この方法で行けば費用が抑えられますが、荷物が多い場合は不便なので、直接空港からエアポート・リンクに乗る方がおすすめです。

エアポート・バス
▶︎運賃:バス2.15豪ドル+T8鉄道3.5ドル=合計5.5~6ドル(約440〜480円)
▶︎乗車時間:30分以上

(3) シャトルバス

空港と市内のホテルを往復してくれるシャトルバスは、事前にネット予約をする必要があります。

市内の各ホテルを巡回する場合は少し時間がかかりますが、直接ホテルまで行けるので荷物が多い人にぴったりです。

シャトルバス
▶︎運賃:一人14~17豪ドル程度(約1120〜1360円)
▶︎ウェブサイト:KST AirporterMozioReady2Go

(4) タクシー

3人以上で利用するならタクシーを使うのも経済的です。

タクシー
▶︎運賃:約45~55豪ドル(約3600〜4400円)
▶︎乗車時間:10~20分

(5) チャーター車

深夜や早朝に空港に到着したり、荷物が多い人、そして親子旅行や初めてのシドニーで土地勘のない人にはチャーター車もおすすめです。

▶︎シドニー国際空港-シドニー市内:片道 / 往復乗合送迎サービス(双方向出発)

出発前に予約しておけば、英語が苦手な方でも安心ですし、安全に市内へ行くことができます。

9. 市内の交通

Source: Shutterstock

(1)オパール・カード

シドニーの公共交通機関を利用するなら、プリペイド式交通系ICカードのオパール・カードを買っておくと便利です。日本のSuicaのようなタッチ式のカードで、ライトレール、フェリー、シドニーの電車やバスに乗ることができます。使い方は乗車時と降車時にタッチするだけ。シドニーは公共交通機関でほとんどの観光スポットへ行けるので、使いこなせると便利です。

(2)シドニー・シティーレール(Sydney CityRail)

シドニー・シティーレール(Sydney CityRail)は地下鉄と電車の中間のような乗り物で、シドニーの主要な交通機関です。運賃は少し高く、1区間だけでも3.54豪ドル(約280円)からなので、オパール・カードの優待を上手に使って交通費を節約しましょう。

(3)バス

バスの路線はシドニーの各地を網羅していて便利です。シドニーの交通情報が載っている公式サイト「トリップ・プランナー」でバスの路線を調べておくと便利です。

バスの乗り方は、乗車と下車の際にオパール・カードをタッチするだけです。

(4)ライト・レール(Light Rail)

ライト・レール(Light Rail)は市内とダルウィッチ・ヒル(Dulwich Hill)を結ぶトラムのような路面電車で、途中にダーリング・ハーバーも経由します。

路線は「L1」のひとつのみです

(5)フェリー

フェリーにはシドニーの南北両岸を結ぶF1からF8の8つのルートがあります。

どのルートもオペラハウスのあるサーキュラー・キー(Circular Quay)から出航し、各港へ向かいます。

(6)タクシー

シドニーのタクシーの初乗り運賃は3.6豪ドル(約290円)で、1kmごとに2.19豪ドル(約170円)加算されます。

シドニーの交通ガイド🇦🇺空港から市内への移動からオパール・カードの優待まで徹底解説

10. SIMカード & WiFi

シドニーのインターネット事情は非常に発達していて、4Gのサービスも早くから開始しています。主要な通信会社はOptus、 TelstraとVodafoneです。現地の空港などでもプリペイド式のSIMカードを購入できますが、使用前にアクティベートが必要です。

11. 免税

タックス・リファンドはオーストラリアではTRSと言います。旅行者は消費税の10%が払い戻しされます。ワインは14.5%の酒税が免除になるのでお得ですよ。お買い物好きの方には嬉しいですよね。

タックス・リファンドの注意事項

  • 出国前60日以内に購入した商品は税金の払い戻しが受けられます。日にちは店舗が発行した領収書に応じます。
  • 税金の払い戻しが受けられるのは、ひとつの店舗での消費額が300ドル以上で、有効な領収書(Tax invoiceの表記のあるもの)であるものに限ります。
  • オーストラリアを出国する前に購入した商品を開封・使用してはいけません。
  • 帰りの空港に着いたら荷物を預ける前にタックス・リファンドのカウンターで手続きを行います。その際に購入した商品をすぐに税関に見せられるように準備しておきましょう。
  • 空港のタックス・リファンドカウンターは24時間営業ですが、空港でのチェックインなどに時間がかかることもありますので、時間に余裕を持って早めに手続きを済ませましょう。
  • 払い戻しされる税金はクレジットカードでの払い戻し、現金、小切手などで受け取ることができます。

12. 電圧・コンセント

オーストラリアで使用されるコンセントの形状は三つ穴があるOタイプと呼ばれるものです。日本の電化製品や充電器のプラグはそのままでは使えないので、変換プラグを忘れずに持って行きましょう。

電圧は240V(日本は100V)ですが、現在のノートパソコンやスマートフォンの充電器は変圧機能がついているものが多いので、変圧器は特に必要ありません。充電器に「100~240V」と書いてあるかを確認しておきましょう。

その他ドライヤーなどの家電を持って行く場合には変圧器が必要です。

13. 緊急連絡先

オーストラリアの警察、消防、救急は「000」です。

旅行先で盗難に遭ってしまった、パスポートを無くしたなどのトラブルは日本領事館に連絡します。

旅行時の緊急連絡については、領事館のこちらのページを参照

シドニー日本領事館
▶︎住所:シティ・オブ・シドニー, オーストラリア ニューサウスウェールズ (map)
▶︎アクセス:サーキュラーキーから徒歩6分
▶︎ウェブサイト

14. おすすめスポット

【オーストラリア】初めてのシドニー旅行で押さえておきたい10大観光スポット

15. 祝日&イベント

Source: Shutterstock

一年を通してシドニーでは文化やスポーツなど様々なイベントが催されており、世界中から観光客が集まります。

Vivacity Sydney Festival(1月)

一年に一度開催されるシドニー・フェスティバル。世界中からトップアーティストたちが集結し、シドニーの新たな姿を発掘します。3週間にわたる会期中、オペラハウスやCarriageworksでパーティーや演劇、音楽ライブにダンスパフォーマンスなどが行われ、街はアートで溢れます。

ウェブサイト(英語)

Sydney Mardi Gras Parade(3月)

毎年3月に行われるLGBTQのためのパレード。シドニーは世界中でももっとも規模が大きく、パワーに溢れています。約1ヶ月の期間中、映画やビジュアル・アート、様々なパフォーマンスが行われます。

中でも一番の注目を集めるのがパレードで、毎年世界中から数万もの人が参加し、にぎやかで自由な雰囲気の中、自分が自信を持って自分らしくいられることをお祝いします。

ウェブサイト(英語)

Rolex Sydney Hobart Yacht Race(12月)

シドニー・ハーバート・ヨット・レースは毎年クリスマスの時期に開催される世界最上級のヨットレースです。南半球のシドニーが真夏を迎える12月のスポーツの祭典で、世界三大オフショア・レースのひとつです。毎年世界各国から有力な選手が集まり腕を競います。

レースはNielsen Parkをスタート地点に、Derwent Riverまでの628海里を競争します。

ウェブサイト(英語)

Sydney New Year Eve(12月)

もちろん忘れてはならないイベントといえば、年越しのカウントダウンイベントです!「世界年越しの首都」とも言われるシドニーは、多くの人の憧れの年越しスポットなんですよ。

世界中の大都市の中でももっとも早く新年を迎えるシドニーでは、海上を彩る壮観な花火が世界中からの旅行者を楽しませます。毎年100万人もの人が競って訪れる、一生に一度は行きたいカウントダウンイベントをお見逃しなく!

ウェブサイト(英語)

シドニーでのカウントダウンについての記事はこちら

Australian Open(1月)

全豪オープンは世界の四大国際大会のひとつで、毎年最初に始まるテニスの大会です。大会は毎年1月の最後の2週間に渡ってメルボルンで行われます。

国際テニス連盟と全豪オープンによって主催されるこの大会は、1905年の開始からすでに100年以上の歴史があります。特に1988年以降は大会の規模も拡大され、参加する選手もどんどん増えています。今では世界中のテニス界でも注目を集める大会に成長しました。

開催場所はシドニーではなくメルボルンですが、全豪オープンはオーストラリアでも最も重要視されるイベントのひとつなので、今回はおまけとしてみなさんに紹介しました!

ウェブサイト(英語)

16. 注意事項

シドニーの治安は基本的には悪くはありませんが、人混みなどではスリや置き引きが発生しています。バッグは口が閉まるものを使ったり、斜めがけのバッグは体の前にかけるようにしたりなどの工夫をしましょう。

オーストラリアは紫外線がとても強いので、日焼け止めは必須です。特にオーストラリアの夏(12月ごろ)は日差しが特に強くなるので、日焼け止めだけじゃなく、帽子やサングラスなども用意しておきましょう。

オーストラリアは食べ物の持ち込みに厳しく、肉類や卵、ナッツなどは空港の税関を通ることができません。カップ麺などにもこれらの食品が入っているので注意してください。

関連商品

▶︎【自由に選べるセットチケット】シドニータワー / 水族館 / 動物園 / マダムタッソー
▶︎【オーストラリアをお得に宿泊】ユースホステル宿泊パス(YHA会員資格付き)
▶︎シドニー国際空港-シドニー市内:片道 / 往復乗合送迎サービス(双方向出発)
▶︎【オーストラリア】オプタス(Optus)5日 / 28日プリペイドSIMカード

シドニー情報はこちらの記事もチェック

✏️【オーストラリア】初めてのシドニー旅行で押さえておきたい10大観光スポット
✏️シドニーの交通ガイド🇦🇺空港から市内への移動からオパール・カードの優待まで徹底解説
✏️【シドニーのおすすめレストラン】定番からSNS映えまで・10大グルメ総まとめ
✏️【オーストラリア】シドニーで真夏の年越し!出発前に知っておくべき5つのポイント