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一生に一度は見たい!憧れのオーロラ特集(準備編):オーロラ鑑賞シーズンから服装、撮影のコツまで

KKday

夜空に輝く満天の星と光のカーテン「オーロラ」、その美しい光景は何度も見ても違った感動があるはず。今日のKKdayは、「神秘的な光の幕を徹底攻略!」と題して、オーロラの基礎知識から防寒対策に撮影のテクニック、アメリカ・カナダ・北欧のオーロラ鑑賞シーズンなどの総合情報をお届けします!

目次
オーロラの基本知識
オーロラ鑑賞の事前準備
北半球のオーロラ鑑賞スポット

 

オーロラの基本知識

1. オーロラってなに?

ローマ神話の暁の女神アウロラ(Aurora)が由来になっているオーロラは、極光(きょっこう)とも言います。太陽で起こる太陽風のプラズマが地球の磁場に引きつけられ、地球の二つの極の周囲で見られる大気の発光現象です。オーロラ鑑賞に一番適しているのは南北半球の緯度66度〜69度のあたり(オーロラベルト)です。

2. オーロラレベル

オーロラの可視率によって、10レベルに分かれています。レベル10のオーロラは、スマホでもしっかり撮影ができると言われています。逆にオーロラレベル1〜2の場合、薄い光がすぐ消えてしまうことがあります。

3. 北半球おすすめのオーロラ鑑賞シーズン

オーロラベルトに含まれる国 おすすめ鑑賞シーズン
カナダ 8、9月もしくは2、3月
アメリカ・アラスカ 9月〜3月(12月、1月おすすめしません)
グリーンランド 10〜4月(2〜4月にスノーアクティビティあり)
アイスランド 3月、10月(オーロラが一番よく見られる時期)
ノルウェー 9月中旬〜10月
フィンランド 9月〜3月(10月が一番おすすめ)
スウェーデン  10月〜12月

北半球の高緯度の国は夏場の日照時間がかなり長いので、オーロラがほぼ見られないと言われます。地域によって天候も異なりますが、北半球のオーロラ鑑賞のベストシーズンは大体9月から3月までの期間になっています。例えばアメリカのアラスカ州では11月〜1月の間は吹雪の発生が多いので、オーロラの遭遇確率は結構低めです。

4. オーロラの鑑賞条件

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Source:shutterstock

①晴れの日
②夜
③光害が少ない場所

以上の3つの条件が揃ったら、綺麗なオーロラの遭遇確率は高まります。ただ晴れていれば必ずしもオーロラが見える訳ではなく、太陽黒点の活動状況によっては、オーロラの出現や肉眼での鑑賞に大きな影響があります。

出発する前に、ウェブサイトやアプリで、アメリカ、カナダ、北欧オーロラの遭遇確率やレベルの予測値をチェックしてから行きましょう。

▶︎おすすめのウェブサイト:Aurora Serviceサイト(英語)

オーロラ鑑賞の事前準備

1. 防寒対策、服装について

オーロラのべスト鑑賞シーズンは秋や冬なので、かなりの寒さを覚悟しないといけません!一番寒い時期には平均気温がマイナス10度からマイナス20度まで下がるので、厳しい寒さを乗り越える為に、防寒対策はと〜っても大切です!もこもこに着込んでヒグマみたいにパンパンになるより、日本の冬の服装ような賢い重ね着でオーロラを鑑賞しましょう!

おすすめの服装
上着 上着の下に暖かいヒートテックなどのシャツ、保温性がある脱ぎ着しやすいフリースやパーカーなどを着用し、その上に風を通さないダウンジャケットやスキーウェアなどがおすすめです
下着 風を通さないスキーウェアに暖かいタイツやレギンス
防寒具 耳が隠れる暖かい帽子、防水手袋、マフラーなどのプラスで寒さをしのぐ
滑りにくい、保温性を持つスノーブーツが最適

寒い国での旅にスマホを使う場合は、薄手で防水性を持つ手袋を選ぶことをおすすめします。手が湿っているとそこから体温が下がる恐れもあるので、お気をつけくださいね!

2. デジカメ撮影のコツ

①デジタルカメラ:画像のノイズが少なく、高感度に強く、F値を小さくできる(長時間露出できる)カメラがおすすめ
②カメラの設定:ピントは無限遠に合わせ、F値を4にして、5〜15秒以上の露出が一般的。(オーロラが明るく見えるかオーロラの踊りスピードが早い場合、露出時間を短くしてください)
③他の装備品:バッテリー(低い気温ですぐ電池切れになることがあります)、三脚など

3. レンタカーでオーロラ鑑賞する場合

地域によっては冬の道路は凍結する事があります。ダウンタウンを走るだけならスタッドレスタイヤ装着のレンタカーで十分です。しかし、山道を経由するや吹雪に遭遇する可能性がある場合には、タイヤチェーンを備えること。

また、低温で車のバッテリーがすぐ電池切れになる可能性もありますので、ご駐車の際に充電スタンドがある所で停まった方が安心です。

北半球のオーロラ鑑賞スポット

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Source:Google map

南半球のオーロラ鑑賞スポットと比べると、北半球のオーロラ鑑賞スポットへのアクセスは比較的便利なので、オーロラ鑑賞が目当ての方はよくアメリカ・カナダ・北欧などオーロラベルトに含まれるエリアに足を運んでいます。また、オーロラの絶好の鑑賞スポットは高い緯度の地区や北極圏地域へただ行けばいいというのではありません。晴天率の高さ、アクセスの便利さや宿泊施設があるかなど、考慮する点はたくさんあります。色んな条件を比べてみて、自分にぴったりなオーロラスポットを探して、幻想的な場面をじっくり味わってください!

オーロラ鑑賞スポットのまとめ記事を合わせてご覧ください!

✏️一生に一度は見たい!憧れのオーロラ特集(前編):アメリカ&カナダ
✏️一生に一度は見たい!憧れのオーロラ特集(後編):北欧

KKdayのオーロラツアーでいい思い出を作りましょう

▶︎【アラスカ】夜釣りをしながらオーロラ鑑賞!!送迎あり1日ツアー
▶︎【カナダ・イエローナイフ】3泊4日オーロラ鑑賞ツアー(日本語ガイド)
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