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シドニーの交通ガイド??空港から市内への移動からオパール・カードの優待まで徹底解説

KKday

オーストラリア最大の都市の一つ、シドニーにはたくさんの人気観光スポットがありますが、大都市なので交通は少し複雑。現地の移動手段は自由旅行の悩みの一つですよね。今回は「空港からの移動はどうしよう?」から、「オパール・カードにはどんな優待があるの?」まで現地の交通に関する情報をKKdayがまとめておきました!

※通貨はオーストラリア・ドル(豪ドル)です。

1.空港から市内への移動

シドニー国際空港から市内にあるセントラル・ステーションまではわずか8kmと近く、タクシーやチャーター車で移動する人も多いです。空港の国際線エリアにあるWH Smith書店で交通系ICカードのオパール・カードを買っておくと便利です。

(1) エアポート・リンク

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Source:Shutterstock

市内へ最も早く行くことができるのがエアポート・リンク(Airport Link)です。T8(エアポートライン)は、空港からセントラル・ステーションまで直通の電車です。

空港で「Train」の表示をたどって行くとエアポートライン乗り場へ行くことができます。

T8 エアポートリンク
運賃:18.7豪ドル(約1500円) 児童/学生/シニアは15豪ドル(約1200円)
乗車時間:13分
運行時間:5:00~0:50 ピーク時間帯は6分間隔、それ以外は15分間隔で運行
時刻表 / Sydney Train路線図
ウェブサイト(英語)

(2) エアポート・バス

エアポート・バスの400番で市内のMascot stationへ行き、そこからT8線に乗り換えてセントラル・ステーションへ行くことができます。

この方法で行けば費用が抑えられますが、荷物が多い場合は不便なので、直接空港からエアポート・リンクに乗る方がおすすめです。

エアポート・バス
運賃:バス2.15豪ドル+T8鉄道3.5ドル=合計5.5~6豪ドル(約440〜480円)
乗車時間:30分以上

(3) シャトルバス

空港と市内のホテルを往復してくれるシャトルバスは、事前にネット予約をする必要があります。

市内の各ホテルを巡回する場合は少し時間がかかりますが、直接ホテルまで行けるので荷物が多い人にぴったりです。

シャトルバス
運賃:一人14~17豪ドル程度(約1120〜1360円)
ウェブサイト:KST AirporterMozioReady2Go

(4) タクシー

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Source:Shutterstock

3人以上で利用するならタクシーを使うのも経済的です。

タクシー
運賃:約45~55豪ドル(約3600〜4400円)
乗車時間:10~20分

(5) チャーター車

深夜や早朝に空港に到着したり、荷物が多い人、そして親子旅行や初めてのシドニーで土地勘のない人にはチャーター車もおすすめです。

▶︎シドニー国際空港-シドニー市内:片道 / 往復乗合送迎サービス(双方向出発)

出発前に予約しておけば、英語が苦手な方でも安心ですし、安全に市内へ行くことができます。

2. シドニー市内の交通

シドニーの交通でまず最初に知っておくべきなのがオパール・カード(Opal card)です。

オパール・カードはSuicaのような交通系ICカードで、使い方を知っていれば交通費がお得になります。ではKKdayがオパール・カードを使って交通費を節約する方法をご紹介しますね!

(1) オパール・カード

オパール・カード(Opal Card)自体は無料で、発行手数料はかかりません。種類は一般カードと学生カード、児童カード、シニアカードがあります。(※一般カードは16歳以上)

コンビニや駅、ネットでも購入できます。シドニーの空港に着いたときにWH Smith書店で買っておくと便利です。

購入したらまずはカードをアクティベート(有効化)します。電話で136725にダイヤルしてもいいですし、ウェブサイトからでも可能です。

最初に10豪ドル(約800円)以上をチャージ(トップアップ)するのですが、ネットで購入した場合には40豪ドル以上のチャージが必要です。

チャージする金額は最低10豪ドルから、おおよそ10豪ドル単位でチャージができます(20豪ドル、35豪ドル、40豪ドル、50豪ドルなど)。

オパール・カードが使えるエリア

オパール・カードはシドニー市内だけでなく、セントラル・コースト、ハンター・バレー、ブルー・マウンテンズ、イラワラ周辺などのニューサウスウェールズ州の全ての交通機関で使うことができます。

交通機関は片道の切符を買うこともできますが、オパール・カードの方が優待があるので交通費がお得になります。

オパール・カードで交通費を節約しよう

  1. 1日の上限金額が15豪ドル(約1200円)と決まっており、当日それ以上の利用は無料
  2. 一週間の上限金額が61.6豪ドル(約5000円)と決まっており、その週それ以上の利用は無料
  3. 一週間でオパール・カードを8回使用したら、その週それ以降の利用は無料
  4. 日曜日は最高2.5豪ドル(約200円)で交通機関が乗り放題に!
  5. 1時間以内に他の交通機関に乗り換える場合、2豪ドル(約160円)が戻ってくる
  6. オフ・ピーク時、週末・祝日には電車の運賃が30%オフ

(ピーク時間は7:00~9:00 / 16:00~18:30)

注意事項

  1. 一週間は月曜日から日曜日と決まっています。何曜日にシドニーに到着しても、日曜日でその週の累計使用回数や金額はリセットされます。
  2. 1日の定義は早朝4:00から翌日の3:59までとなっています。
  3. カード残金が10豪ドル(約800円)以下になった場合、乗車できません。
  4. 空港駅はすべての優待対象外になっています。
  5. オパール・カードを返却する場合、オーストラリア国内に銀行口座を持っていれば残高を返金してもらえますが、口座がない場合は現金で返金することができないので、旅行で使う場合はチャージする金額を調節しながら使用する必要があります。

(2) シドニー・シティーレール

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Source:Shutterstock

シドニー・シティーレール(Sydney CityRail)は地下鉄と電車の中間のような乗り物で、シドニーの主要な交通機関です。

車体は2階建てになっており、車内にはお手洗いがあります。また、駅間の距離は地下鉄のように近くなっています。

運賃は少し高く、1区間だけでも3.54豪ドル(約280円)からなので、オパール・カードの優待を上手に使って交通費を節約しましょう。

シティーレールにはT1〜T8の8つの路線があり、セントラル・ステーションは多くの路線に乗り換えができる中心の駅です。

シドニーの人気観光スポットはその周辺に集まっています。

例えば、オペラハウスはT2、3、8線の「Circular Quay駅」、セント・メアリー大聖堂とクイーン・ビクトリア・ビルディングは「St James駅」、ダーリング・ハーバーはT1〜4とT8線の「Town Hall駅」、ハーバーブリッジはT1線で北へ行ったところにある「Milsons Point駅」から行くことができますよ。

シドニーの観光スポットはこちらの記事をチェック
→【オーストラリア】初めてのシドニー旅行で押さえておきたい10大観光スポット

シティーレールには7 Day RailPassという、連続する7日間で選んだ2つの駅間を無制限に乗車可能なチケットがあります(途中の駅での下車も可能)。これは基本的には毎日同じ区間を往復する学生や会社員に適したチケットで、駅の窓口や券売機で購入可能です。

シティーレールの料金体系は上の表の通り、距離によって運賃が異なります。また、大人料金と子供料金が分かれているほか、4歳以下の幼児は無料です。

シティーレール路線図

(3) バス

シドニーのバス路線は各地を網羅しているのでいろんな所へ行くことができますが、難点なのは車内に次に停車するバス停の表示がないことです。なのでGoogle mapなどで現在地を確認しながら乗車するのが安心です。

シドニーの交通情報が載っている公式サイト「トリップ・プランナー」でバスの路線を調べておくと便利です。

バスの乗り方は、乗車と下車の際にオパール・カードをタッチするだけです。

(4) ライト・レール

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Source:Shutterstock

ライト・レール(Light Rail)は市内とダルウィッチ・ヒル(Dulwich Hill)を結ぶトラムのような路面電車で、途中にダーリング・ハーバーも経由します。

路線は「L1」のひとつのみです。

Sydney Light Rail

(5) フェリー

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Source:Shutterstock

フェリーにはシドニーの南北両岸を結ぶF1からF8の8つのルートがあります。

どのルートもオペラハウスのあるサーキュラー・キー(Circular Quay)から出航し、各港へ向かいます。

KKdayのおすすめはF4です。F4は唯一ハーバーブリッジの下をくぐるルートで、海の上からオペラハウスを眺めることもできます。

タロンガ動物園へ行くならF2が一番早いですよ。

Sydney Ferriesルート

Sydney Ferries公式サイト

(6) タクシー

シドニーのタクシーの初乗り運賃は3.6豪ドル(約290円)で、1kmごとに2.19豪ドル(約170円)加算されます。

空港から市内まで行くのには便利で経済的ですが、市内には他の公共交通機関が発達しているのでタクシーの利用機会は少ないと思います。

(7) 1日ツアー

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Source:Shutterstock

シドニーからブルー・マウンテンズなどの近郊の観光スポットへ行くなら1日ツアーに参加するのが便利です。

行き方などを調べる必要もないですし、車をチャーターするより経済的ですよ!

▶︎【世界遺産】シドニー出発・ブルーマウンテンズ国立公園1日ツアー

▶︎【シドニー1日探検】世界遺産グレーター・ブルー・マウンテンズ地域を満喫

シドニー旅行で交通費を節約するならオパール・カードはマストです!移動だけじゃなく、ハーバーブリッジの下をくぐるフェリーもぜひ体験してみてくださいね。

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