【香港】”東洋のヴェネチア”大澳の漁村1日ツアー:ピンクイルカ鑑賞や老舗の乾物とストリートフードを楽しもう!
「東洋のヴェネチア」と名高い香港ランタオ島の大澳(タイ・オ)漁村。水辺に張り巡らされた棚屋と縦横無尽に走る通りは、独特の雰囲気を感じさせ、まるで別世界のようです。
大澳では遊覧船に乗ってイルカを見たり、路地に並ぶ乾物屋を冷やかしながらストリートフードに舌鼓…。今回はKKdayの特派員がみなさんを大澳漁村の旅にお連れします!一緒にこの地域独特の雰囲気を楽しみましょう!(トップ画像:KKday)
一、大澳漁村への行き方
東涌から or 昂平(ゴンピン)から
大澳漁村へは香港MTRの東涌(Tungchung)駅から11番の大嶼山バスで乗り換えなしで行くことができます。
もしくはケーブルカー昂平(ゴンピン)360かバスで昂平へ行き、21番のバスで大澳へ行くことができます。
もしKKdayで【香港】ランタオ島(大嶼島)半日ツアー:昂坪(ゴンピン)360往復チケット付きツアーを予約していたら、ケーブルカー昂平(ゴンピン)360で昂平へ行き、集合場所の「昂平市集的立農茗茶」でガイドと合流し、バスで大澳へ向かいます。
乗車時間はおよそ15分です。車内ではガイドさんが大澳の歴史や豆知識を教えてくれます。(ガイドは中国語、広東語、英語です)
路線 | 料金(平日) | 料金(休祝日) |
11番 東涌↔︎大澳 | HK$11.8(約170円) | HK$19.2(約280円) |
21番 昂平↔︎大澳 | HK$6.6(約95円) | HK$14(約200円) |
大嶼通一日券(HK$35 / 約500円)もあります
新大嶼山バス 運行時間:約08:00~19:00(路線により異なります) 電話:(852) 2984 9848 ウェブサイト(中国語・英語) |
二、大澳で行きたいスポットとアクティビティ
1.大涌橋の上から棚屋を眺める
大涌橋は大澳のランドマークのひとつで、約20年前に落成しました。この橋が完成する前は両岸を移動するには地元の人が運行する橫水渡と呼ばれる小型の船に乗る必要がありました。
青色の大涌橋の見た目の可愛らしさだけでなく、水上の棚屋が最もきれいに見えるスポットなので、現在では旅行者は必ずと言っていいほどこの大涌橋を訪れます。
大澳は100年の歴史を持つ漁業と塩業の拠点であるため、「水上人家」と言う水の上で暮らす漁師の姿が見られます。彼らは陸での暮らしは安全でないと感じ、岸に棚屋を建てて暮らしています。彼らの棚屋は漁村を縦断し、大澳の原風景を作り出しています。
大涌橋 住所:香港大嶼山大澳街市街 (map) アクセス:大澳バス停から徒歩5分 |
2. 海に出てイルカを探そう
シナウスイロイルカに会いに行くクルーズは大澳で忘れてはならないアクティビティです!
薄いピンク色をしたシナウスイロイルカは香港の人々に愛されており、ガイドによると大澳には70頭ほど棲息しているそうです。
ですがイルカは臆病なので船から遠いところを泳いでいるため、彼らに会えるかは運次第です!
KKdayの【香港】ランタオ島(大嶼島)半日ツアー:昂坪(ゴンピン)360往復チケット付きに申し込んだ方は、大涌橋の船着場で船のチケットを引き換えることができます。
クルーズは約20分で、船頭さんが海の上をゆっくり運転してくれますので、じっくりイルカ探しを楽しみましょう!
KKdayが取材をした際には天気はとてもよかったのですが、残念ながらイルカに会うことはできませんでした。みなさんがツアーに参加される時には香港を代表するイルカたちに運良く会えることを願っています!
イルカ鑑賞クルーズ 住所:香港大嶼山大澳街市街(大涌橋の船着場) (map) アクセス:大澳バス停から徒歩5分 料金:ひとりHK$25-30(約360〜430円) 運行時間:約10:00-17:30 |
3. ストリートフードを満喫しよう
イルカ鑑賞を終えたら、そろそろお腹が空いてくるころではないでしょうか?大澳にはたくさんのこの土地ならではのグルメがあります。
大粒の香港カレー味魚蛋(つみれのような食べ物)に、プリプリのイカ、そして冰菠蘿(冷やしパイナップル)、美白効果があると言われる白豆薏米水(ハトムギドリンク)などが楽しめます。
ぜひ地元の香港っ子の言う「掃街」=食べ歩きを体験してみてくださいね!
これらのストリートフード食べ歩きだけじゃもの足りない…という方にもおすすめの、しっかり食べられるシーフードレストランもありますので、好みに応じて地元のグルメを楽しんでくださいね!
大澳のストリートフード 住所:香港大嶼山大澳永安街 (map) アクセス:大澳バス停から徒歩2分 営業時間:店舗によって異なりますが、およそ10:00-17:30 |
4. 路地を探検しながら写真撮影タイム
お腹がいっぱいになったら漁村を探検しにいきましょう!大澳には棚屋以外にも可愛いフォトスポットがたくさんあるので、SNSにアップするのにぴったりな写真が撮れますよ!
大涌橋の向こう岸には、新基橋と呼ばれるもうひとつの橋があります。大涌橋ほど有名ではありませんが、地元の人の交通を担っており、ここからも美しい棚屋の風景を見ることができます。
5. 海の幸をおみやげに
そろそろツアーも終盤です。お店が立ち並ぶエリアで乾物をおみやげに買って行きませんか?
大澳の住民は昔から漁業で生計を立てています。ここには多くの魚介類専門店があり、自家製の燻製や乾物を販売しています。そのため街中に魚介類の香りが漂っています。
乾物は種類が豊富で、塩漬けの魚、蝦糕(えびのつみれ)、えびのペーストや魚の干物など様々な商品が並んでいます。
中でも人気なのがえびのペーストで、野菜の炒め物やチャーハンなどの味付けに使うと風味が豊かになる調味料です。他の商品より価格も安いので、お土産にもぴったりの商品です!
乾物店 住所:香港大嶼山大澳永安街(map)や吉慶街(map) アクセス:大澳バス停から徒歩2分(永安街)、徒歩10分(吉慶街) 営業時間:店舗によって異なりますが、およそ10:00-17:30 |
三、大澳漁村1日ツアーのスケジュール
大澳漁村は香港の繁華街からは距離があるので、少なくとも半日ほどの時間をみておきましょう。もし時間に余裕があれば、昂平(ゴンピン)で天壇大仏を見たり宝蓮禅寺などへ行くのもおすすめです。
おすすめルート
- 香港の繁華街から香港MTR(港鐵)で東涌駅(Tungchung)へ向かい、そこからバスで大澳漁村へ
- 大澳の大涌橋の船着場からイルカ鑑賞クルーズ
- 水上の棚屋を見学
- ランチはストリートフード食べ歩きやシーフードレストラン
- 乾物店でおみやげを購入
- バスで東涌へ戻る
魅力満載の大澳ツアー、ぜひ次回の香港旅行にいかがですか?その際にはKKdayの便利でお得な半日ツアーをご利用ください!
関連商品
▶︎【香港】ランタオ島(大嶼島)半日ツアー:昂坪(ゴンピン)360往復チケット付き
▶︎【30%割引】香港エアポートエクスプレス(機場快線)QRコード乗車チケット(片道/往復)
▶︎【香港空港受取】ポケットWiFiレンタル(香港4G/香港・マカオ共通4G/中国・香港・マカオ共通4G)
▶︎【香港旅行・必携の一枚】オクトパスカード(チャージ金額50HKDつき)
関連記事
【完全保存版】香港交通機関まとめ~MTR.バス.トラム.タクシー.フェリー~