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長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産が世界遺産に!2018年最新ユネスコ世界遺産登録リスト

文化遺産13件、自然遺産3件、複合遺産3件が新たに登録されました

2018年6月24日から7月4日までバーレーンの首都マナーマで第42回世界遺産委員会が行われ、新たに文化遺産13件、自然遺産3件、複合遺産3件が登録されました。(トップ画像:shutterstock)

日本からは長崎県の「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」が文化遺産に登録されました。長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産は16世紀〜19世紀にかけて建設された原城跡など、キリシタン関連の12の資産から構成されています。

隠れキリシタンの歴史を描いた遠藤周作の歴史小説を映画化した『沈黙ーサイレンスー』が記憶に新しい方も多いのではないでしょうか?豆知識ですが、映画『沈黙』は台湾でロケが行われ、東海岸の花蓮などで撮影されました。

 

今回新しくユネスコ世界遺産に登録された遺産を簡単に紹介していきます!

文化遺産(13件)

アーシヴィスイト=ニピサット : 氷と海の間のイヌイットの狩場(デンマーク・グリーンランド)

北極圏に暮らす4200年にも及ぶ古イヌイットやイヌイットの活動の形跡が残る文化的な景観です。

アハサー・オアシス、進化する文化的景観(サウジアラビア)

アラビア半島の東に位置するアハサー・オアシスは新石器時代からの人類の居住形跡を始め、モスクや水利施設などが残っています。

カルハットの都市遺跡(オマーン)

アラビア海の東に面したカルハットの都市遺跡は11〜15世紀のホルムズ王国の港町で、アフリカ東部、インド、中国や東南アジアとの交易で栄えていた様子を現代に伝えています。

ヘーゼビューとダーネヴィルケの境界上の考古景観(ドイツ)

バイキングが繁栄していた時代のヨーロッパの歴史や経済の発展を物語る重要な考古学遺跡で、交易路や建物跡などが残っています。

カリフ都市メディナ・アサーラ(スペイン)

10世紀半ば、ウマイヤ朝の時代のコルドバに繁栄したこのイスラム都市は1000年もの間人々に忘れ去られていましたが、20世紀になって再発見されました。

ギョベクリ・テペ(トルコ)

紀元前9000年ごろのアナトリアで生活していた狩猟採集民の遺跡で、長方形の巨石の基礎が残っており、儀式に使われた空間だと考えられています。T字状の柱には野生動物の姿が刻まれています。

長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産(日本)

17〜19世紀、江戸時代に弾圧を受けていた宣教師と隠れキリシタンたちの関連遺跡で、長崎と熊本県の天草市に点在する12の資産から成り立っています。

20世紀の産業都市イヴレーア(イタリア)

20世紀にタイプライターや計算機の製造を手がけたオリベッティ社創業の地で、1930年〜60年代にかけて、イタリアの都市計画者や建築家によって建てられた工場、住居などの建築が並んでいます。

ナウムブルク大聖堂(ドイツ)

1028年から建設が始まった大聖堂で、ロマネスク様式の聖堂の両脇にはゴシック様式の塔がそびえ、建築様式の移り変わりを表す例となっています。

山寺(サンサ)、韓国の山地僧院(大韓民国)

韓国の南に位置する7〜9世紀に建てられた仏教の聖地で、7つの寺が世界遺産に登録されました。今日の韓国の仏教寺院の特徴である開かれた中庭を持っています。

ファールス地方のサーサーン朝考古景観(イラン)

3〜7世紀に栄えたサーサーン朝ペルシャ時代の遺跡で、宮殿や都市計画の名残が見られます。この遺跡群に残る建築や芸術は、後のイスラム王朝へも影響を与えました。

ティムリカ・オヒンガの考古遺跡(ケニア)

アフリカ最大の湖、ヴィクトリア湖周辺で16世紀に作られた石積みの囲いを持つ集落遺跡で、この地域に住む牧民の暮らしを表すものとして最大で最も保存状態が良い遺跡です。

ムンバイのヴィクトリア朝とアール・デコの遺産群(インド)

19世紀後半の植民地時代に建てられたヴィクトリア様式やアール・デコ様式の建築群で、西洋風の様式を持ちながらも、インドの気候に合わせた工夫や、土地に伝わる要素を組み合わせたユニークな建築が特徴です。

 

自然遺産(3件)

バーバートン・マコンジュワ山脈(南アフリカ共和国)

32億年以上も前の堆積岩の層が残る、地球上でも最古の地質学的景観のひとつです。

ピュイ山地とリマーニュ断層の地殻変動地域(フランス)

フランス・オーベルニュ地方にある火山地帯で、大陸の地殻がどのように亀裂を生じマグマが噴き出すのかを示した例となっています。

梵浄山(中国)

貴州省に位置する標高が2570mに及ぶ山で、多様な生態系をもつ生物圏保護区にもなっています。

 

複合遺産(3件)

チリビケテ国立公園(コロンビア)

公園内から20,000年前の人々が狩猟や儀式のシーンを描いた壁画が75,000点以上発見されている、自然と人類の文化の関わりを表す遺跡です。

ピマチオウィン・アキ(カナダ)

ピマチオウィン・アキとは先住民族であるアニシナアベの言葉で”命を与える土地”の意味を持つエリアで、川や湖、湿地などのほかに彼らの祖先の集落が残っています。その豊かな自然環境と人々の文化の両方が評価されました。

テワカン=クイカトラン渓谷 : メソアメリカの起源となる環境(メキシコ)

乾燥帯に属するメソアメリカのテワカン=クイカトラン渓谷は、初期の農業の痕跡や、水利システム技術の発展を示し、人々が農業に従事し定住した様子を伝えています。

 

以上の文化遺産13件、自然遺産3件、複合遺産3件が2018年新たにユネスコの世界遺産に登録されました。今回登録された長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産を入れると、日本にある世界遺産は文化遺産18件、自然遺産は4件になりました。

 

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ヴェルサイユ宮殿(フランス)

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