【ベトナム】絶対食べたいベトナム10大グルメ！春巻き、フォーからベトナムコーヒーまで

ベトナムでよく使われる食材といえばお米に豚肉、牛肉、鶏肉やエビなど種類豊富で、調味料としてニョクマム（魚醤）や醤油にスパイスやハーブ、そしてたっぷりの野菜を添えた料理が食べられています。ベトナム料理は何層にも重なり合った深みのある味わいと爽やかさが特徴です。

私たちがよく知っているベトナム料理といえば、生春巻きにフォー、そして練乳がたっぷり入ったベトナムコーヒーなどを思い浮かべると思いますが、ベトナム現地にはこの他にどんな隠れた美食があるのでしょうか？KKdayがハノイとホーチミンでこれらのベトナム十大グルメが楽しめるおすすめのレストランをご紹介します！

1. バインミー（Bánh mì）

Source | Shutterstock

19世紀にフランスがベトナムを統治していたことから、レバーペーストやバターを塗ったバゲットが取り入れられ、フランスによる統治終了後も現地のグルメとして発展してきました。

外側はパリパリ、中はふわふわのBánh（パン）に、ハムやソーセージ、きゅうり、にんじんと大根のなます、パクチーを挟んだバインミーはベトナムを代表するストリートフードです。

ホーチミンのおすすめ店舗：バインミー・ヒュンホア

ホーチミンでナンバーワンの美食と言われるほど有名なバインミーのテイクアウト専門店です。地元の人に愛されており、20分以上並ぶこともありますが、ホーチミンへ行ったら待ってでも食べる価値があります。

2. フォー・ボー（phở bò）

Source | Shutterstock

ベトナムへ来たら絶対に見逃せないのがお米で作った麺のフォーではないでしょうか。フォー・ボーは牛肉入りのフォーで、生か加熱した牛肉に大量の野菜とハーブ、唐辛子にレモン汁に熱々のスープを注いだ麺料理です。朝昼晩、いつでも食べたい庶民の味です！

ハノイのおすすめ店舗：フォー・ティン

フォーと一緒に揚げパンを食べるのがおすすめです。北部のフォーはネギが多めで牛肉は細かく切られています。

ホーチミンのおすすめ店舗：フォー・レ

有名すぎるので、タクシーの運転手さんにお店の名前を言えばすぐにわかってもらえます。牛肉がとっても柔らかいです。

3. 生春巻きゴイ・クオン（Gỏi cuốn）

Source | Shutterstock

ベトナムの生春巻き（ゴイ・クオン）はベトナムの国民食と言ってもいいのではないでしょうか。高級レストランから路上の屋台までどこでも食べることができます。

お店によって少しずつ違いはあるものの、基本的な作り方は同じです。米粉から作られた透明な春巻きの皮に、もやし、豚肉、エビ、ネギ、春雨、卵などの具材を入れて巻いていきます。生春巻き以外にも揚げた春巻きもありますよ。タレには唐辛子、ニョクマム（魚醤）、にんにくなどが使われており、酸っぱさや甘さがたまりません！

ハノイのおすすめ店舗：クアンアンゴーン

春巻きの他にもチャオトム（エビのすり身焼き）もおすすめです！

ホーチミンのおすすめ店舗：ニャハンゴン

カニの春巻きや生春巻きがおすすめです。

4. エレファント・イヤー・フィッシュの姿揚げ（ Cá chiên xù）

Source | Shutterstock

エレファント・イヤー・フィッシュ（象耳魚）は手のひらほどの大きさの魚で、外側がサクサクになるまで揚げた料理です。しっかり揚げてあるので骨まで食べられますよ。特別なタレにつけていただきましょう。

メコン川クルーズで有名なミトーの名物ですが、ホーチミンでも食べることができます。日本のベトナム料理レストランではほとんど見かけることのない料理なので、現地へ行ったらぜひ挑戦してみたい一品です。

ホーチミンのおすすめ店舗：ホアン・イエン・ベトナム料理

5. チャオトム（Chạo tôm）

Source | Shutterstock

チャオトムとはエビのすり身を米粉などと混ぜ合わせた後、皮を剥いたサトウキビを芯にして塗りつけたものを揚げたり焼いたりした食べ物です。

食べる時にはエビのすり身をサトウキビの軸から取り外し、レタス、ハーブ、千切り大根、ピーナッツの粉と醤油と一緒にライスペーパーに包んでいただきます。

6. フォー・ガー（Phở gà）

Source | Shutterstock

フォー・ガー（鶏肉入りフォー）はハノイで広く受け入れられている料理です。薄くスライスされた鶏肉やもやし、パクチー、ネギ、卵、きくらげなどを千切りにしたものをトッピングしています。色彩も鮮やかで見た目にも惹きつけられますし、何よりも豊富な具材に熱々のスープに加えられた、レモン汁やニョクマム、唐辛子などの薬味が爽やかです。冷たいフォー・ボーも濃いめの味付けで箸が止まらなくなりますよ。

ハノイの旧市街内のランオン通り（Phố Lãn Ông）にレストランが集まっています。

7. バイントム（Bánh tôm）

Source | Shutterstock

バイン・トムはエビのかき揚げのような料理で、新鮮なエビを使ったパリパリの食感がたまりません。路上にはあちこちに屋台が出ているほど、ベトナムでは有名なおやつです。

シーフード好きの方にはベトナム中部の街ダナンにあるお店、クアン・ベーマン（Quan Be Man）や、ニャチャンのシーフード食堂がおすすめです。

8. バンクゥン（bánh ướt）

Source | Shutterstock

バンクゥンとはワンタンのような料理で、ベトナム中部の街ホイアンが発祥です。中に豚のひき肉や味付けをしたエビを包んでタレにつけていただきます。皮はライスペーパーを使いますが、乾燥させたものではなく米粉をといたタネをそのまま蒸すため、プルプルした食感が特徴です。カオラウ（Cao Lau）という麺も見逃せないローカルグルメです。

9. コムタム（Cơm tấm）

Source | Shutterstock

コムタムは過去には形の悪い米を使っていたことから「貧乏人のご飯」と呼ばれていました。一つのお皿に焼いた豚肉とご飯を乗せ、甘辛いタレでいただくコムタムは量も食べ応えがあり、庶民の味方でした。

現在ではコムタムは独自の進化を遂げ、1日3食いつでも食べられるベトナムを代表するストリートフード（屋台飯）になりました。ベトナムに来たら人気のコムタム屋台で地元の人たちに紛れて一緒に食べてみましょう！

10. ベトナムコーヒー

Source | Shutterstock

ベトナムコーヒーはすでに日本でもとても有名ですよね！ベトナムには植民地時代にコーヒーの文化が伝わり、独立後もベトナムの文化として日常風景に溶け込んでいきました。

普通のコーヒーと違うのは、その淹れ方でしょう。ベトナムコーヒーは練乳と氷を入れたグラスの上に、コーヒーの粉を専用のフィルターに入れてお湯を注ぎ、ゆっくりと抽出していきます。

飲んでみると練乳の甘さやミルクの香りとコーヒーの苦味が混ざり合い、普段コーヒーを飲まない方も好きになってしまうかもしれません。

ベトナムコーヒーのおすすめはチュングエン（TRUNG NGUYEN）や、ハイランズ・コーヒー（Highlands）などのチェーン店が地元の人たちに人気です。

ホーチミンのおすすめコーヒースポット：ザ・カフェ・アパートメント

10階建ての古いマンションを改装して作られたザ・カフェ・アパートメントは、一部屋一部屋がアート系のカフェで、建物全体にコーヒーの香りが漂う空間になっています。自分のお気に入りのカフェを探して入ってみましょう。インスタグラムでも人気のフォトジェニックなスポットです。

※エレベーターは有料（3000ドン・約15円）ですが、レシートをカフェに見せると返金されます。

あなたはいくつベトナムのグルメを知っていましたか？ベトナム旅行へ行ったら、ぜひこれらの料理を探してみてくださいね！

ベトナム情報はこちらの記事もチェック

✏️【完全保存版】ベトナム・ホーチミンの旅行基本情報　
✏️【ベトナム】ローカル感満載のお菓子からアオザイまでベトナム定番のお土産10選
✏️【ベトナム】ホーチミンで行くべき10大定番観光スポット
✏️【ベトナム】ホーチミンは夜が楽しい！ナイトライフを満喫できる5つのプラン

ベトナムのグルメを楽しめるおすすめツアー

▶︎【ホーチミン市】バイクで訪ねるホーチミン市の観光とグルメの旅
▶︎【ホーチミン市】サイゴン川ディナークルーズ： インドシナ号

ベトナム各地の空港送迎

▶︎【ホーチミン・夜間空港送迎】タンソンニャット国際空港－ホーチミン市内ホテル
▶︎ノイバイ国際空港－ハノイ市内 / ハロン湾：貸切チャーター車送迎プラン（双方向出発）
▶︎【ベトナム】カムラン国際空港－ニャチャン/ダラット市内：貸切チャーター車送迎