台湾旅行に知っておきたい基本情報:天気から服装、通貨、交通、イベントまで
初めての台湾旅行。時差はあるのか?移動はどうしたらいいのか?天気や服装はどうしようとあれこれ悩んでしまいますよね。そこでKKdayが台湾情報をまとめました。これを読めば台湾での旅行はバッチリです!
1.台湾について
近年大ブームの台湾。大きさは九州ほどの島国です。交通も便利で、食べ物が美味しく、親切な国民性から旅行先として人気が高く世界中から多くの観光客が訪れます。
2. 時差
台湾時間は日本時間−1です。日本が午後3時のときに台湾は午後2時です。
時差ぼけの心配なく過ごせます。
3. 言語
台湾の公用語は中国語です。中国との違いは台湾の漢字は繁体字です。また地域によって客家語(はっかご)と台湾語を使用することもあります。
個人旅行の際は、事前に必要最低限の単語などを覚えておくと旅先で役立つかもしれません!
4. 気候と服装
太平洋西部に位置する台湾は、沖縄のように高温多湿な気候が特徴です。四季の変化はあまり顕著でなく、暑い夏と寒い冬のある北部と1年中常夏の南部に分けられます。
5月は雨季で、7〜9月は台風のシーズンです。そのため7〜9月の台湾旅行は台風の影響を受けることもあります。
・台北旅行オススメの服装
(1)3月-5月/10月-11月
薄手の長袖で過ごしやすい時期です。
(2)6月-9月
日本の夏の格好がちょうど良いです。突然の雨などで濡れた場合に乾きにくいので、ジーンズよりはチノパンなどをオススメします。汗をかくので着替えを多めに持ってきましょう。また前述のようにクーラーが強めなので、半袖でも一枚羽織るものがあると便利です。
(3)12月-2月
日本の秋くらいの格好でちょうど良いです。日によって暑かったり寒波がきたりしますので、重ね着をし、脱ぎ着のしやすい格好で温度調節がしやすい服装がオススメです。
5.ビザ
日本人が台湾へ観光に行く場合、90日以内の旅行ならビザの申請は不要ですが、パスポート(滞在期間は旅券の有効期限内)と、予約済みの往復航空券が必要です。台湾への旅行が決まったら、まずはパスポートの有効期限を確認しましょう!旅券や査証(ビザ)の件について不明な点がある場合は、下記の台北駐日経済文化代表処(日本)または台湾の日本台湾交流協会(台湾)にお問い合わせください。
台北駐日経済文化代表処 ▶︎開館時間:月〜金曜日 午前09:00 – 12:00 / 午後13:00 – 18:00 領事部窓口の受付時間は月〜金曜日 午前09:00 – 11:30 / 午後13:00 – 17:00 ▶︎住所:〒108-0071 東京都港区白金台5-20-2 ▶︎電話番号:+886-3-3280-7811 |
日本台湾交流協会 ・台北事務所 ▶︎窓口の受付時間:月曜日-金曜日(休所日を除く)09:00-11:30 / 13:30-17:00 ▶︎電話番号:+886-2-2713-8000 ・高雄事務所 ▶︎窓口の受付時間:月曜日-金曜日(休所日を除く)09:00-12:00 / 13:30-17:00 ▶︎電話番号:+886-7-771-4008 ▶︎公式HP:日本台湾交流協会 |
6.お金について
(1)通貨
台湾で使われている通貨は台湾元(NTD)。貨幣には1・5・10・50元、また紙幣には100・200・500・1000元があります。200元の紙幣は日本の2000円札と同じく、あまり流通していません。為替レートは100元=約367円(2020/01現在)。
(2)クレジットカード
また台湾はクレジットカードが普及しているため、デパートやスーパーではクレジットカードが利用できます。ただしレストラン・飲食店ではクレジットカードが使えないところもありますので気をつけましょう。
決済の時に、日本円と台湾元を選択できますが、台湾元で支払いをする方がレートが良い場合がほとんどです。
(3)免税
台湾には税金還付制度(Tax Refund Store/TRS)という免税制度が設けられています。
税金還付制度(TRS)の対象者は入国日から滞在期間が183日に満たない外国人旅行者で、以下のいずれかの旅券で入国した場合に限ります:
①中華民国以外のパスポート
②国民身分証統一番号のない中華民国のパスポート
③旅行証
④出入国許可証
⑤臨時滞在許可証
*購入品は購入日から90日以内韓国外に持ち出す必要があります。
税金の還付には、同一日に同一店舗(税金還付マークが表示されている店舗)で購入した対象商品の合計金額が2,000元(税込)を超える必要があります。購入当日にパスポートを店員に提示し、税金還付申請書を発行してもらいましょう。
・必要な書類:パスポート、税金還付申請書、レシート(または電子レシート)、未開封と未使用の購入品
・申請場所:「退稅 TAIWAN TAX REFUND」ロゴが貼られた空港のKIOSK(タックス自動払い戻し機)及び税金還付カウンター、市内の特約店、または少額税金還付サービスを提供している店舗
また空港で行われる税金還付の受け取り方法には現金、クレジットカード(VISA・Master・JCB・UnionPay)、小切手の3つの方法があります。
空港・港湾 | 市内特約店舗 | 少額税金還付店舗 | |
購入合計額 | 同一店舗で2,000元(税込)以上 | 2,000〜48,000元(税込) | |
申請日 | 購入日から90日以内 | 出国20日前から出国日まで | 購入当日 |
受け取り方法 | ①現金 ②クレジットカード ③小切手 |
現金・クレジットカード | 現金・クレジットカード |
免税手続きに必要な書類 | ・パスポート ・レシート ・税金還付申請書 ・購入品 |
・パスポート ・レシート ・税金還付申請書 ・クレジットカード |
・パスポート ・レシート |
購入品を持ち出す期限 | 購入日から90日以内 | 購入日から90日以内、税金還付申請日から20日以内 | 購入日から90日以内 |
市内の特約店舗内の「市内特約・税金還付サービスカウンター」で税金還付の手続きを行う場合、クレジットカードで保証金(税込消費額の7%)を支払わなければなりません。また出国前に空港の税金還付カウンターまたはKIOSKにて、税関での審査が必要か否かを検証してもらう必要があります。税関審査が不要であると判断された方、また審査を通過した方は税金還付カウンターで保証金の返還手続きを行いましょう。
▶︎さらに詳しい説明はTaiwan Tax Refund公式ホームページをご確認ください。
還付金の計算方法: →申告還付金=(購入金額(税込)/1.05)X消費税0.05(小数点以下は四捨五入) →最終受取還付金=申告還付金X(1-0.14)(小数点以下は無条件で切り捨て) *消費税は5%、また税金還付サービスの手数料は14%です。 |
7. 空港から市内への交通・市内の交通
主要な空港は桃園国際空港(TPE)と松山空港(TSA)です。
・桃園国際空港(TPE)
台湾のメイン空港。ほとんどの国際線はここから離発着します。台北市からはバスで1時間、地下鉄で45分ほどです。
・松山空港
台北市内にあります。国際線の本数は多くありません。日本からは東京/羽田からの国際線が飛んでいます。また台湾の国内線はここから離発着します。
▶︎【外国人限定割引】台北松山-花蓮(TSA-HUN):ユニー航空・片道航空券
空港から台北市内へ
・桃園国際空港
主な交通機関は空港リムジンバス・地下鉄・タクシーなどです。また便利な貸切チャーター車での移動もオススメです。
詳しくはこちらを参考にしてください。
✏️【台湾】桃園空港から台北市内までの移動方法4つを徹底解説:MRT、バス、タクシー、チャーター車
・松山空港
台北市内にあるため交通はとても便利です。空港の地下に地下鉄の駅があります。またタクシーで市内ホテルまで移動しても安く済みます。
市内での交通手段
・台北MRT(台北メトロ/地下鉄)
台北は地下鉄が整備されているため、地下鉄での移動をメインにすることをオススメします。詳しくは以下の動画を参考にしてください。
✏️台湾旅行者必見!定番から穴場まで、MRTで行ける台北のおすすめスポット
・バス
また台湾はバスの国でもあります。台北市内ありとあらゆるところを路線バスが走っています。乗り方はこちらの動画を参考にしてください。
・台湾鉄道(電車)
台北から地方都市に出かけるなら台湾新幹線(高鐵)と台湾鉄道(台鉄)が便利です。
詳しくはこちらを参考にしてください。
・貸切チャーター車
観光スポットを自由自在に回るのであればチャーターツアーもオススメです。日本よりも安価にチャーターすることができます。
▶︎【日本語OK】九份観光 十分の滝 十分ランタン(天燈)あげ:貸切チャーター車半日ツアー
・タクシー
台湾のタクシー料金は日本より安いので、気軽に利用してみてください。ただし女性一人で深夜に利用することは避けたほうが無難です。どうしても乗らなければならない場合は、ホテルやレストランなどで安全なタクシーを呼んでもらいましょう。
・2階建てバス
新しい台湾の観光方法として2階建てバスがあります。他言語音声ガイドなどがあり言葉がわからなくても安心です。
▶︎【台北の新観光スタイル】台北2階建てオープントップバス一日乗車券
台湾旅行は便利な電子マネーで遊び尽くそう
公共交通機関、コンビニ決済、レストラン、ドリンク屋など、いろんな場所で利用できる、キャッシュレス化が進む台湾では、電子マネーは絶対必要なアイテム!コンビニや駅で便利で購入できる、また色んな可愛い柄や形のICカードを選ぶこともできます。台湾で観光や長期滞在予定の方はぜひご参考に!
→台湾でよく使れている主なプリペイド式電子マネー:悠遊カード(Easy Card)、ーカー通(iPass)、アイキャッシュ(icash)、ハッピーキャッシュ(Happy Cash/有錢卡)。
またKKdayがーカー通とコラボしたオリジナルカードが発売中!タピオカミルクティー、小籠包などがカワイイ台湾B級グルメデザイン(写真左)と、電気鍋やカラフルなナイロンバッグがおしゃれな台湾レトロ雑貨デザイン(写真右)の2種類をご用意しています。使うたびに気分が上がるKKdayオリジナルーカー通、ぜひ台湾旅行のおともにどうぞ!
KKdayで台湾のおすすめ電子マネー・ーカー通をGET |
▶︎日本で受け取る:関西空港・羽田空港 ▶︎台湾で受け取る:台北松山空港・桃園国際空港・高雄国際空港 |
✏️【台湾電子マネー】観光や留学に便利な一枚:ーカー通(iPass 一卡通)
8. Wi-Fi&SIMカード
海外旅行に不可欠なものといえばインターネット。旅先でも自由に翻訳アプリや地図アプリを利用したい、現地の情報を検索したいという方は、プリペイドSIMカードやポケットWi-Fiの準備があると安心です。台北旅行の際も大活躍してくれること間違いなし!
KKdayでは、とってもおトクなポケットWi-Fi(レンタル)とプリペイドSIMカードを大好評発売中!「ポケットWi-FiかプリペイドSIMカード、どちらを利用したら良いかわからない」という方は、下記の比較表を今すぐチェック!
さらに詳しい情報はこちらでチェック!
✏️台湾旅行に便利なのはどっち?ポケットWi-Fi v.s. SIMカード
▶︎ポケットWi-Fiレンタル 中華電信(各空港受取)、台湾大哥大/遠伝電信(桃園空港受取) ▶︎プリペイドSIMカード ・中華電信(各空港受取) ・台湾大哥大:台北松山空港、桃園国際空港、高雄国際空港 |
9. 無料WiFi
台北では無料でWiFiが使える場所が多いです。例えば空港・地下鉄の駅・コンビニエンスストアなど人が多く集まるところでは無料WiFiがあります。また多くのカフェやレストランもお客さんに無料WiFiを提供しています。
公共の無料WiFi(リンク先:中国語・英語)
ただ実際に旅行をしてみると無料WiFiだけでは不便だなと感じる部分が多いです。例えば道に迷ってしまった時や、友人に連絡を取りたい時。運よく近くに無料WiFiがあればいいのですが、なかなかそういうわけにもいきません。
旅を快適に楽しむためにはレンタルWiFiなどを持ち歩くことをお勧めします。
10.電圧・コンセント
台湾の電圧110Vで、日本の100Vとは若干異なります。
ほとんどのスマートフォンやカメラ、ノートパソコンの充電器には変圧機能がついているので、アダプタに「100~240V」と表記のあるものなら台湾でも問題なく使用できます。
▼コンセントのは写真のような3穴タイプのものがほとんど。
台湾の電化製品のプラグには日本と同じ2股(Aタイプ)ものと、Aタイプのものにもう1つプラグが付いた3股のものがあります。そのためコンセントもこのような形状をしていますが、日本のプラグ(2股/Aタイプ)でも問題なく使用できます。
初めて見る方は戸惑ってしまうかもしれませんが、焦って変換プラグを用意する必要はないのでご安心を。
11.緊急連絡先
台湾の警察は「110」、また消防・救急は「119」です。
旅行先で盗難に遭ってしまった、パスポートを無くしたなどのトラブルが発生した場合、速やかに日本台湾交流協会に連絡しましょう。
日本台湾交流協会 ・台北事務所 ▶︎窓口の受付時間:月曜日-金曜日(休所日を除く)09:00-11:30 / 13:30-17:00 ▶︎電話番号:+886-2-2713-8000 ・高雄事務所 ▶︎窓口の受付時間:月曜日-金曜日(休所日を除く)09:00-12:00 / 13:30-17:00 ▶︎電話番号:+886-7-771-4008 ▶︎公式HP:日本台湾交流協会 |
12.祝日・イベント
台湾には多くのイベントがあります。もしイベント時に台湾に来られる際は、参加してみてください。
・2月:平渓天燈節(平渓ランタンフェスティバル)、台湾燈會(台湾ランタンフェスティバル)
・2-3月:陽明山花季(陽明山フラワーフェスティバル)
・4月:大甲媽祖国際観光文化節
・6-8月:台湾国際バルーンフェスタ(台東)
・9月:日月潭遠泳大会
・10-11月:台北溫泉季(台湾温泉フェスティバル)、日月潭サイクリング花火音楽フェスティバル
・12月:台北マラソン、新北市ハッピークリスマス城
・12/31:台北101カウントダウン年越し花火
詳しくは交通部観光局サイトをご確認ください。
▶︎台湾観光協会
13.台湾旅行で気をつけること
・地下鉄(MRT)の飲食禁止
台湾のバス・地下鉄は飲食禁止です。特に地下鉄(MRT)の飲食禁止は厳密に守られています。水を飲む・ガム・飴なども禁止なので気をつけるようにしてください。違反者は1500NTD〜7500NTDの罰金を取られます(日本円で約5500円から約27000円)。
・禁煙
公共の場所は全て禁煙です。定められた喫煙場所での喫煙をしてください。またホテル内・レストラン内も禁煙で、歩きタバコも堅く禁じられています。
・水道水は飲まない
台湾の水道水は直接の引用に適しません。コンビニなどでミネラルウォーターを購入してください。(歯磨きなどに使用する分には問題ありません)
また台湾にはいたるところにウォーターサーバーがあります。たいてい熱湯・常温の水・冷たい水が出る優れものです。ぜひマイ水筒を持ち歩いてください。
台湾の基礎知識をしっかり予習して、楽しい台湾旅行にしてくださいね!
台湾旅行の必需品
▶︎【台北発】台中観光 日帰りツアー:高美湿地・彩虹眷村・宮原眼科(日本語ガイド)
▶︎【台北】 タイペイ・アイ:台湾伝統舞台芸術ショー・割引鑑賞チケット
▶︎【お得な割引価格】台北101展望台 割引入場チケット
▶︎【外国人限定】桃園メトロ空港線 乗車チケット割引セットプラン(桃園空港受取)
▶︎【お得な乗り放題】台湾新幹線・高鉄3日パス / フレキシブル2日パス:外国人限定
台湾の観光情報をチェック
✏️台湾で電車に乗ろう!台湾鉄道・台湾新幹線完全攻略
✏️【台湾】台北の人気スポットを効率よく満喫!1日観光を楽しむモデルコース
✏️【台湾】大流行中の黒糖タピオカミルク(黑糖珍珠鮮奶)を7店舗飲み比べ!
✏️【台湾】効果絶大!台湾縁結びの神様月下老人に祈願して恋を叶えましょう!
✏️台湾旅行に便利なのはどっち?ポケットWi-Fi v.s. SIMカード